シャオミ(xiaomi/小米科技)は、中国北京の家電メーカーだ。
以前の職場で絶賛してる人がいて、商売のやり方もすごい!!という話を聞き、この本を読んでみた。
発売されているAndroid端末は、シンプルなデザインで、是非とも日本で普通に買えることにはならないのか…?
タイトルにもある「戦略」は本当にすごい。中国の国民性もあるのかな?
端末の発売の際は、ウェイボー(微博)などのSNSを利用し、若者を中心にブアーーーッと大ヒットしたそう。
そのやり方も、みんなが気軽に参加できてシェアしやすく広がりやすい、絶妙なところをついてるみたいで
シャオミオタクやユーザーから、みんなから愛されてるらしい。
日本に無いな。。こんな楽しそうなやつ。
私が知らないだけ??
シャオミの戦略もそうだが、会社としての在り方も独特だ。
若い会社なので、それまでの企業ではあり得なかった、一人ひとりがたてなくちゃいけない目標は無い。
社員それぞれ目標の数字に追われるのではなく、目標設定は上層部だけの目標。
シャオミではたらく人たちは、のびのびと楽しんでほしいから、会社としてああせい、こうせいなどは無いらしい。
シャオミが好きすぎて社員になった人もいるらしい。すごいな!!!
書いてあることがとにかく本当なのか、疑うほどのエピソードの数々。
日本人からすると、誰かの夢かな?と思える会社に見えた。
ユーザー目線を本当に実現してる戦略。
日本のサービスは、ユーザーを下に見てるところが多そう。
何か見てるとバナーの位置がウザかったり、しつこく課金させようとしたり。
SNSの企業のアカウントでも、「おはようございます」を100回ぐらいつぶやいてたり、逆に2013年以降つぶやいてないのにURLはってたり、炎上したり。
挙げたらきりがないけど、ちゃんと作ってればユーザーがつくと思う。自分だったら、ってみんな考えないのかな?
過去の仕事で、「ここにバナー置けば間違って押すだろw」みたいな時あったから
自分が見たら邪魔なバナー絶対押さない。そんな会社に絶対お金落としたくない。
スマホページとか見ててこれ邪魔だろ、とか咄嗟に思うのって、自分以外の何人かは思うと思う。
ってことはそこに置いてあるバナーは邪魔、って思われてる人には押されない。
でも私はそのバナー画像を作るときがある。なんとも、、
作っただけでどこに出るかわからない時もあるから、ブログとか見てて
「ぎょっ!これ私作ったやつ!!邪魔じゃん!ガーン」って時あった。
出てる嬉しさより、掲載場所にショックを受けるっていうw
・・・話が飛んだがw
シャオミはユーザーの意見を真摯に受け止め、精査し、取り入れ、次のアップデートに対応していく体制ができている。
ユーザーも自分の要望に対応してくれるかも?感あるし、意見を言う場所(微博、QQ空間など)もあるし、そこで交流もできるし、
ユーザーと提供者の関係性と流れがハッキリしてて本当にすごいなぁ。と思った。
あくまでもシャオミ創業者側の話なので、いろいろあるかもだが。
しかも創業者である著者は、デザイナー出身ということで、芸術家のことや日本のデザイナーについても書いてあって、やっぱすごい人はアンテナをいつもはってるんだなぁ。と思った。
シャオミスマホ欲しい。。