最近読んだ本
■宮沢章夫「NHK ニッポン戦後サブカルチャー史」(NHK出版)
どちらもなんだかサブカル…(↑を読んでから使い方を少しためらう)感が。。
誰かに「あなたの読書は間違っている」とまた言われそうだが。
何を読もうが勝手じゃん。
聞き出す力
いろーんな方々をインタビューしてきた吉田氏が
インタビュー記事にはならないエピソードが満載。
おもしろいし、すぐ読めた。
最後の方に「こういうやり方を書くと、真似する人がでてきちゃう」的なことを
おっしゃってますが、たぶん大丈夫です!!w
そんなすごいテクニック、みんなできません!!才能なんだと思います。
あと、少し前の古館伊知郎氏のインタビューの裏話もあるし、内容濃い!
よくいろんなインタビューを見たり、読んだりすると
つっまんねーな、自分がこれ聞きたいのに!ってこと本当よくある。
そういう人ほど、この人意外と普通だった、とか感じ悪い、とか人に言ったりする。
お前が引き出せよ、その人の良さを。と思う。
んでまたそれがネットだと、なぜかインタビュアーが支持される。
でも吉田氏の話を聞くと、自分と同じようなことを考えていらっしゃったり、
納得することが多いので、とても安心しますw
- 作者: 宮沢章夫,NHK「ニッポン戦後サブカルチャー史」制作班
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こちらも私がファンである、宮沢章夫氏が以前NHKでの番組を本にしたもの。
これ、すごい見たかったのに、YMOの回しか見ておらず/(^o^)\(え!)
60年代~最近までの日本におけるサブカルチャーの歴史です。
本の半分は宮沢氏の話、もう半分は年表になってます。
私が生まれる前の話がほとんどなので(若い≠無知)、
そうなんだ~、と出てきた音楽とかは動画で見たりしました。
でも時代の流れをまとめて読むと、どんどん変わりますね、当たり前だけど。
本当不思議に思う。時代って。
社会情勢とかいろんなことが起きて、できる時代。
あれは今でも新宿!ってかんじ。
私は90年代しか語れないけど/(^o^)\90年代はいろんな意味ですごい年。
みんなに置いて行かれないように
頑張って音楽とかファッションとかを雑誌とかテレビとかラジオで情報収集したりして。
あの頃はすごかったな~、って、たぶん今あんまり情報を追いかけてないから
昔がいい、って思えるかも。。。(;´∀`)
学生だったし、とにかく必死。
バブルが崩壊直後からは日本のカルチャーってずっと暗いような。
ダークな内容なものが話題になったり、制限が多くなったり。
なんで制限しちゃうんでしょうね?
なんでみんなすぐクレーム言うんだろう?
SNSに依存したり、なんでこんな不安な世の中になったんでしょう?
カルチャー史を読んでいるのに、いろいろ考えてしまった。
私は80年代とかの大瀧詠一とかがすごかった時代に生きたかったな、と思う。
今はもう、昔に浸ることしかできない。