没後30周年 熊谷守一展~天与の色彩、究極のかたち~
@埼玉県立近代美術館へ。
熊谷さんはとっても親しみのある、ほんわかな方だという印象を受けました。
「熊谷形式」といわれる輪郭線のハッキリした画法が有名ですが
その前の画風のレンブラントを意識した絵も好きです。
あと書もやってらしたんですね。知りませんでした。
最後には藤森武氏撮影の写真も。
その写真一枚一枚に熊谷さんコメントがあり
文章がウケます。
なんか見終わって、
「うん、別に絵に上手いも下手もない。絵は絵だ。」
といいのかわからない解釈が生まれました。
ま、人それぞれですよ、受け止め方なんて。
私の大好きな○○をボロクソ言う人もいるし
私の大嫌いな△△をベタ褒めする人もいるし
全く同じ意見の人もいたり。
私みたいな人いない。
とかプライド持っちゃってたけど
社会に出てみて
いろ~んな人に会ったら
私と同じようなことを考えてる人っているんだな~と思いました。
学生時代は自分のことしか考えてない人ばっかりだった。
でもそれは、みんな必死だったのかな。
いっぱいいっぱいだったんだろう。
…なにを書いてるんだ私は。
とにかく
埼玉近美は常設展も見がいがあるから
毎回それを忘れて疲れてしまった、という話です。
■熊谷守一記念館(岐阜)
■熊谷守一美術館(東京)